こんにちは!!
先日、某テレビ番組でシャンパンを持った芸人さんがグラスの脚の部分(ステム)の一番下をもって乾杯するシーンを見ました。
グラスがかなり不安定な持ち方の乾杯だったので、「恐ろしい乾杯の仕方だなぁ」と考えていました。
「しかし、そもそも“正式なグラスの持ち方”は認知されているのだろうか・・・」
もっと
シャンパンの魅力をわかってもらいたい…!そこで、今回は
シャンパングラスの持ち方についてご紹介したいと思います!!
目次
■グラスの種類
■グラスの持ち方
■グラスの洗い方
■グラスの拭き方
■まとめ
■グラスの種類
シャンパングラスは主に本体である「ボウル」、脚の部分の「ステム」、台座にあたる「プレート」の3種類に分類できます。
昔はソーサー型(クーブ型)といわれるシャンパンタワーなどを作る際に使用する形のグラスが主流でした。
見た目は、優雅な雰囲気があってかっこいいですが、シャンパンが空気に触れる面積が大きいので泡がすぐなくなってしまうという欠点がありますので、早めに飲んでしまいましょう。
主に乾杯のときなどに使われます。
現在はフルート型といわれる細めのスマートな形が見た目もよく、シャンパンの泡も消えにくいため重宝されています。
また、香りを楽しみたい方はふくらみがあるチューリップ型のシャンパングラスをおすすめします!
■グラスの持ち方
日本では、
一般的にボウルではなくステムを持つことがマナーとされています。
これは人の体温によってシャンパンの泡が立ちやすくなってしまうのを防ぐためだともいわれています。
しかし、温度変化も少ないことから、国際的にはボウルを持つほうがルールとされています。
ステムを持つことが日本でのルールとされているので、どちらが正解という事はないのですがボウル部分を持つ方がグラスの安定性が高まります。
手を滑らせて、中身をこぼしてしまったら大変ですよね。
楽しい会を台無しにしないように、シーンに合わせて使い分けをしながらシャンパンを楽しんではいかがでしょうか。
■グラスの洗い方
シャンパンが大好きで、ご自宅でシャンパングラスを持っている方用にご紹介します!
シャンパングラスは
基本的には洗剤を使ってはいけません。
これは洗剤などが残っているとグラス内に膜が張った状態となり、泡が立たなくなる可能性があるからです。
原則として、
洗剤を使用せずに熱めのお湯(50度前後)で洗うだけで大丈夫です。
その後は、乾いた布(マイクロファイバー素材がおすすめ)で水滴を拭えば完成です。
グラス内に細かいホコリなどがあると泡がなくなりやすくなるので気を付けましょう。
■グラスの拭き方
出来れば、
布を2枚用意して片手に一枚ずつ持って下さい。
プレートやステムの部分は割れやすいので、片方は飲み口を持ち、もう片方はボウルの底の方を持つと良いでしょう。
グラスの中を拭くときも、なるべく布を詰めるイメージで上から指で押さえ、布を回転させて拭いてください。
■まとめ
シャンパングラスや持ち方など、
シーンに合わせながら自分の好きなスタイルを探されてみてはいかがでしょうか。
また、シャンパングラスの中にはグラスの底の方にわざと見えない傷をつけて、中心から綺麗な泡を立たせるようにしたものがあり、業界では「煙突」と呼びます!
ぜひ、ご自身の目で確かめられて下さいね!!