お酒なのにまるで本!?コレクターを魅了するカミュのブックシリーズ!
まず、みなさんはカミュについてどんな印象を持っていますか?
私は、初めてカミュのボトルを見たときのことを今でも鮮明に覚えています。 印象的で個性的なボトルが多く、その中でも特に本型のブックシリーズは絵柄や繊細な色使いが素晴らしく、インテリアとしても手に入れたいと感じた作品でした。
みなさんの中には、海外のお土産として購入してご自宅に保管されている方も多いのではないでしょうか。 今回は、カミュの歴史や独特のデザインをした商品ついてまとめました。
カミュの始まり
カミュは、ジャン=パティスト・カミュにより1863年に生み出されました。
誕生以来5世代にわたり、コニャック地方を代表するコニャックづくりメーカーで、コニャックが秘める無限の豊かさを独自のスタイルで表現し追求し続けています。
現在では、唯一の家族経営の大手コニャックメーカーであり、最も伝統を重んじているメーカーとも言われています。
また、伝統を重んじながらも、常に革新性を忘れないといった、カミュならではの独自スタイルを確立しています。
20世紀のはじめには、ロシア皇帝に愛飲され、第二次世界大戦後、旧ソ連にも輸出。
1950~60年代にかけてヨーロッパ全土へ拡大し、現在では、世界で愛飲されています。
ロンドン国際ワイン&スピリッツ コンペティションでは数回金賞を受賞しており、カミュが「世界最高のコニャック」と言われるのも納得がいきます。
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製品へのこだわり
自社ぶどう園をボルドリ地区に所有しており、その原酒を中心に、優良5地区のコニャックを吟味、ブレンドしてカミュ製品を生み出しています。
また、コニャック最小地域のボルドリー地区で生産されたぶどうのみを使用した「ボルドリー」シリーズや、コニャック地域「レ島」で生産される「イル ド レ」シリーズなどといった、強いこだわりが感じられるものもあります。
コニャックの特徴としては、大抵、ボルドリーの古酒が隠し味に使われおり、繊細でまろやさな厚みのある味わいがあります。 香りは、利用している樽がスミレの香りを持っているため、強い甘みが感じられます。
特徴的なボトル
カミュは、味も素晴らしいのですが、パッケージやボトルにも注目してみました。
個人的にも素晴らしいと思える物が多く、見ているだけで心躍るものが多いです。
大衆向けに作られた通常のボトルも存在しますが、特徴的なボトルも多く、バカラを使用した物や本の形、樽型、ゴルフボール型など限定品が数多く存在します。
そこで、今回は特に種類が多いブックシリーズにスポットを当てて紹介していきたいと思います。
同じ絵柄でも色違いがあります。 色によっても市場の価格が違うのでおもしろいです。
それぞれ大胆で綺麗な色使いで、見るだけで楽しめますね。
ご紹介したとおり、絵柄で買い取りの値段がバラつきがあり、同じ絵柄でも色によって相場が変わったりとおもしろいブックシリーズです。
ちなみに、海外の免税店などで手に入り、1988年頃は8万円前後で販売されていましたが、今ではかなりお求め安くなりました。
ミニチュアサイズもあるので、インテリアやプレゼントとしてもおもしろいですね!!
まとめ
カミュなんて初めて聴いたという方にも視覚的に楽しめたのではないでしょうか?ブランデーを飲まない人でも、歴史や画、海外が好きという方にも楽しめる作品となっていて、本当に革新的なメーカーだと思います。カミュの素晴らしさや楽しさが少しでも伝わってくれたら嬉しいです。