テキーラの美味しいおすすめの飲み方

こんにちは！ テキーラって、どんなイメージですか？ テキーラ＝強いお酒。 大人になったら必ず１度は通る道、「お酒の席での大失態」。 ２０代の頃、罰ゲームのショットでテキーラをグイッと。 楽しい夜、そして・・・。( ◢д◣)ﾊｱ… というのが一般的なテキーラのイメージでしょう。 でも残念なことに、「日本人はテキーラの飲み方を知らない」と言われています。 今回はテキーラの美味しいおすすめの飲み方を知ってほしいと思います！

目次

テキーラとは
伝統的なテキーラの飲み方
その他の美味しいテキーラの飲み方

テキーラとは

テキーラとは、サボテンに似たアガヴェと呼ばれる竜舌蘭（リュウゼツラン）という原料から作られる蒸留酒です。
メキシコのハリスコ州とその周辺のみで生産され、ある一定の基準を満たしたものだけを『テキーラ』と呼ぶことができ、その条件を満たさない似たメキシコの地酒を『メスカル』と呼び、区別されています。
テキーラとメスカルの関係は、シャンパンのスパークリングワイン、コニャックとブランデーの関係と似ています。

このテキーラの中で、大きく分けて２種類存在します。
１つは100%アガヴェで造られたテキーラ、そしてアガヴェと一緒に副原料（主に砂糖や食品着色料）を発酵させ造られたテキーラです。
前者は『プレミアムテキーラ』と呼び、より質の高い高級なテキーラで、ボトルには「100％ de Agave」といった表記が必ずあります。

そしてテキーラは、熟成させることで色が暗く濃くなっていきます。
・blanco（ブランコ、またはシルバー）・・・熟成期間なし〜２ヶ月以内
・reposado（レポサド、またはゴールド）・・・熟成期間２ヶ月以上 〜１年以内
・anejo（アネホ、またはアニェホ）・・・熟成期間１年以上

熟成期間が長くなるにつれて、色も濃くなり、味や香りも変化していきます。
熟成させるのはブランデーやウイスキーと同様（ウイスキーも熟成させなければ透明な液体）ですね。

伝統的なテキーラの飲み方

メキシコの伝統的なテキーラの飲み方をご紹介します。
まず用意するものは、1/8ほどにくし切りにしたライム、塩、カバジートと呼ばれる縦長のショットグラスの３つ。
左手の人差指と親指の指の付け根をぬらして塩を乗せておきます。

次の３拍子のリズムでのみます。
１、ライムを口で絞るようにかじり
２、酸っぱいうちに間髪を入れずにブランコのテキーラを流し込み
３、飲んだら指の付け根に置いた塩をペロっと舐めて次に備える

ライムはレモンでも代用でき、カバジートは普通のショットグラスでもＯＫです。
そして、塩は岩塩のほうがより良いそうです。

その他の美味しいテキーラの飲み方

アガヴェ100％のプレミアムテキーラなら、やはりストレートで飲むのがおすすめですが、テキーラで作る美味しいカクテルをご紹介しましょう。

・マルガリータ・・・テキーラ・コアントロー・レモンジュース
・モッキンバード・・・テキーラ＋グリーンミントリキュール＋ライムジュース
・メキシカンコーク・・・テキーラ＋コーラ＋カットライム
・マタドール・・・テキーラ＋パインジュース＋ライムジュース

まとめ

独特の存在『テキーラ』、イメージは変わりましたか？
たしかに、ショットで飲む時もあります。
とても楽しいですが、違う側面もあるんです。
プレミアムテキーラは、普通のテキーラと違い純度100%のアルコールなので、悪酔いや二日酔いをしにくいのが良いところなのです。

少し酔いたい夜も、テキーラの味わいを楽しみたい夜も、素敵なミッドナイトでありますように。