お酒に強い人と弱い人の違いとは!?
目次
なぜ酔うのか!?お酒の強い人と弱い人はなにが違うの!?
お酒の強い、弱いは遺伝以外の要素はあるの!?
まとめ
なぜ酔うのか!?
まずは、「酔う」という事について触れていきます。 お酒を飲むとアルコールは、胃と腸から吸収されて血中から肝臓で分解され、そして脳に運びこまれます。 その脳に運ばれたアルコールが脳を麻痺させる事が「酔う」という事です。 そして、脳に運び込まれたアルコール濃度で、酔いの程度が決まります。お酒の強い人と弱い人はなにが違うの!?
結論からいくと、お酒に強いというのは、アルコールをどれだけ分解できるかによって決まります。 アルコールは肝臓の働きで「アセトアルデヒド」という物質に変わります。 さらに、「アセトアルデヒド」は「ALDH2」という酵素の働きで酢酸に変わっていきます。 この「ALDH2」が重要で、大きく3つのタイプに分かれます。 ・酵素の活性が全くない人(非活性型) ・酵素の活性が弱い人(低活性型) ・酵素の活性が強い人(高活性型) このタイプの活性の強さこそが、お酒の強さに比例するのです。 このタイプはどうやって決まるかというと遺伝によって決まります。 つまり、お酒の強い、弱いは遺伝から決まる要因が大きいと言われております!!
ちなみに、私たち日本人は酵素の低活性型と非活性型合わせて約4割程度といわれていますが、 なんと、この非活性型がいるのは黄色人種のみの特徴とされています。 逆に黒人、白人は低活性、非活性型が全くいないのです。 一般的に、海外の人の方がお酒が強いといわれるのはこうした根拠があったのです。