これぞお宝!キャップの違いで高価買取が狙える!?
こんにちは!今回のテーマは「お酒のキャップ」です! キャップといえば、身近なものではワインなどの「コルクキャップ」や回すだけで簡単に開けられる「スクリューキャップ」がありますが、戦中~戦後に作られた珍しい「ティンキャップ」なんていう種類のモノもあります。 技術革新や時代の影響を受け、変化をしてきたお酒のキャップ。希少性の高い品の中には、驚くほど高額な金額て取引されているモノも存在します。 ボトルに使われているキャップがどのようなものか知ることで、お酒の新たな一面も見えてくるかもしれませんよ!目次
■キャップの種類を紹介■キャップの種類を紹介
<コルクキャップ> ワインや古いウイスキーに使われているキャップで、基本的にはスクリューキャップのものよりコルクキャップのほうが高価です。 高級ワインにコルク栓がよく使われていますが、スクリューキャップのほうが密閉性に優れており、コルクの劣化やコルク臭が付く心配も無いので、スクリューキャップに切り替えている生産者も増えているようです。 しかし、ワインに関しては「コルクキャップのほうが良い」と言う人もいれば、「スクリューキャップのほうが優れている」と言う人もおり、意見が分かれています。<スクリューキャップ> コルクキャップより安価で、ウイスキーやワイン、焼酎など様々なお酒に使われているキャップです。 このスクリューキャップをウイスキーで最初に採用したのは、愛飲されている方も多いであろう「WHITE HORSE(ホワイトホース)」。その歴史も意外と長く、1926年から採用しています。 簡単に開栓ができる、再栓ができる、密閉性の高さなど利便性の高さから広く普及しています。
<ティンキャップ> 戦中、戦後の材料難でコルクが入手しづらい時に使われたキャップです。 そのため、ティンャップのお酒は古いものだと言う事が分かります。さらに、当時は洋酒が高級品として扱われていたため、入手困難でした。よって、その価値も高いものになります。 現在のボトルには使われていないので、珍しく、見たことがない方も多いティンキャップ。 そのキャップは、金属の蓋のはじとボトルのはじが丸い針金で繋がっており、留め金を押し上げると開くようになっています。 「ブラック&ホワイト」や「オールドパー」などのウイスキーや「ゴードン ドライジン」といったジンなどのボトルに使われました。
<ZORK(ゾーク)キャップ> ZORKキャップは2005年にオーストラリアのZORK社によって開発されたキャップです。 このキャップには、スティルワイン用STLキャップとスパークリングワイン用SPKキャップがあります。 出回り始めたばかりなので、知らない方も多いのではないでしょうか? どのようなキャップなのか気になりますね。 このキャップの特徴は、簡単に開けられ、再栓もできる、密閉性の高さ、開けたときにポンという音が出るというものがあります。また、コルクを使用していないので、コルク臭とも無縁です。 ワインのコルクを開ける楽しみ(開栓時のポンという気持ちいい音)を残しつつ、再利用できる(シャンパンストッパー不要、別のボトルの栓としても使用可能)という利便性を備え、環境への配慮もしています。 国内でもこのZORKキャップを採用している酒造メーカーが増えつつあり、目にするようになるかもしれませんね。
■キャップの違いで高額商品に!?
色々なキャップの種類を紹介しましたが、中でも「ティンキャップ」は希少性が高く、お酒好きのコレクターが欲しがる品でもあるので、市場でも高値で取引されていることが多い商品となっています。 ご自宅に長く保管されているケースがもっとも多いので、ご家族がお酒が好きな方がいた場合は、是非キャップの部分をチェックしてみてくださいね。 もしかしたら、高価買取が狙えるモノかもしれませんよ!
■まとめ
今回は様々なキャップについて紹介させていただきました。 時代の流れや技術革新により、使われるキャップも変化し、物によっては、今では使われていないキャップもあります。 中身の品質を保つという同じ使用目的でも、より利便性の高いものへ切り替えていくのはよくあることですが、「懐かしいあのデザイン」がなくなっていくのは、少し物寂しい感じがしますね。しかし、そういったものほど価値は高まっていくものです。