百年の孤独とは?お酒の特徴や定価購入の方法、プレミアム焼酎と言われる理由を解説
こんにちは!!! みなさんはウイスキーのような焼酎があることをご存知でしょうか?
一見すると、「焼酎とウイスキー?」と頭が混乱しそうですが、実はとある共通点があるんです。
さっそく、本題へいきましょう!!
百年の孤独とは?
百年の孤独とは、焼酎一筋の黒木本店が造るプレミアム麦焼酎です。
最大の特徴は、一般的な焼酎とは異なるその製法。大麦原酒をホワイトオーク樽で長期間熟成させて造られます。樽熟成により淡く綺麗な琥珀色をまとい、オークの香りが漂うウイスキーの様な焼酎となっています。
商品名は、コロンビアのノーベル賞作家、G・ガルシア・マルケスの小説「百年の孤独」から命名。商品名にマッチした英文字のボトルデザインやコルク製のラベルも特徴的です。
百年の孤独を造る「黒木本店」とは
黒木本店は、豊かな自然に恵まれた宮崎県児湯郡高鍋町に蔵を構える酒造です。
基本理念は「農業から始める焼酎造り」。土地を耕し、種を蒔き、栽培から収穫まですべてを自分たちの手で行います。さらにリサイクルにも注力。製造過程で生じる廃棄物は有機肥料として再利用し、農地の土づくりや原料農作物などの育成に繋げています。
南九州伝統の手造り製法を継承しているのも特徴の一つ。原料の選別や麹造りから熟成にいたるまで、人の目や手を通して焼酎を造ります。
自然の恵みは自然に還す、すべての工程に人の手が介する、これが黒木本店の焼酎造りです。
黒木本店の商品はどんな銘柄がある?
伝統を継承しながらも前衛的な焼酎造りを行う黒木本店。明確な商品コンセプトのもと理想を追求する酒造りから、芋・麦・米と各ジャンルで斬新なヒット焼酎を数々生み出してきました。
百年の孤独のみならず、芋の「㐂六」や麦の「中々」など、高い知名度を誇る銘酒揃いです。どれも手間暇惜しまず情熱を注いで造りあげた、原料の個性が際立つ上質な焼酎となっています。
種類 | 銘柄 |
---|---|
芋 | 㐂六・㐂六 無濾過・橘・橘原酒・謳歌・爆弾ハナタレ・球 |
麦 | 中々・陶眠中々・百年の孤独 |
米 | 野うさぎの走り |
百年の孤独がプレミアム焼酎といわれる理由
入手困難な焼酎を「プレミアム焼酎」と呼びますが、百年の孤独もその一つ。
発売当時、焼酎を長期熟成させる発想がまだなかった中で、百年の孤独の斬新な味わいは瞬く間に人気を博しました。さらに、現天皇陛下ご成婚の際に「殿下ご愛飲の焼酎」としてメディアが取り上げたことで、一躍有名になったといわれています。その美味しさは本物で、一時的ブームに留まらず長年愛飲家を魅了し続けています。
しかし、その製造は長い時間を要し、手造りへのこだわりから大量生産にも不向き。販売も特約店に限定されるため、人気に対して流通量が少なく、プレミアム焼酎と呼ばれるようになったのです。
百年の孤独の特別な焼酎とは?
そんな、百年の孤独には別ボトルに入れられた特別な焼酎も存在します。
初めて見たときには、あまりの綺麗さに驚きを覚えました!!
その名も「百年のボトル」と名付けられており、バカラボトルに入っている特別な焼酎です。
「百年の孤独」というネーミングになった由来でもある小説の「百年の孤独」を書いた作家が亡くなったことを受け、追悼の意を表して2015年の11月に発売されています。
30万という高額商品にも関わらず、発売直後に完売しており、人気の高さを改めて感じることができます。
百年の孤独の定価や購入方法は?
百年の孤独の奥深さを知ると、実際に味わってみたくなりますよね。しかし、スーパーや近所の酒屋で気軽に買えるものでもありません。市場で目に入る価格もまちまちです。
そこで、現時点での定価と購入方法をご紹介していきます。
百年の孤独の定価は?
百年の孤独の定価は、黒木本店の正規販売店である特約店の販売価格から確認できます。それによると、特約店ごとに僅かな差はありますが、定価は720mlで税込み3,674円ほどと思われます。
希少価値が高く、定価以上の価格で販売されることも多いですが、定価での入手も決して不可能ではありません。また、百年の孤独は一般的な焼酎から比べると高価なことに間違いないですが、プレミアム焼酎とよばれる中では比較的手の届きやすい価格帯といえます。
百年の孤独の購入方法
百年の孤独を購入したい場合は、黒木本店の特約店で購入するのが適正価格でもあり最も信頼できます。公式サイトに特約店一覧が掲載されているので、そちらから確認することができます。
その他、「さいしょ酒店」でのオンライン受付(年6回)や、一部店舗での店頭抽選販売でも定価購入は可能です。
また、各種ネット通販でも入手可能ですが、相場が高く、定価の倍近いプレミア価格がつけられていることが多いです。安価な品もありますが、偽物ボトルや粗悪品のリスクもあるので、十分注意が必要です。
百年の孤独のおすすめの飲み方は?
焼酎の味わいを最大限楽しむために重要なのが飲み方です。
百年の孤独のような長期熟成を経た味わい深いものは、飲み方によって引き立つ個性が違ってきます。
ここでは主に4つ、美味しく飲むための飲み方をご紹介します。
1.ストレート
百年の孤独の醍醐味を味わうのにおすすめなのがストレートです。幾重にも重なる長期熟成ならではの風味を存分に味わえます。アルコール度数が40%なので、強いお酒が苦手な方には少々きつく感じるかもしれません。しかし、樽熟成による芳醇な香りと麦ならではの甘みをダイレクトに堪能できる、ベストな飲み方となります。ぜひ一度、ストレートでこそ感じられる味わいにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2.ロック
ウイスキーのように、氷を入れてゆっくり味わうロックもおすすめです。氷が溶けていくにつれて、少しずつ変わっていく香りや味わいを楽しむことができます。氷で冷やされることで、アルコールのツンとした刺激が抑えられて口当たりもよくなり、芳醇な香りが引き立ちます。
ロックをより美味しく楽しむには「氷」も重要です。水に溶けにくく長く余韻を楽しめるように、市販の丸氷の使用をオススメします。
3.水割り
アルコール度数の高いお酒が苦手な方、ストレートでは少し飲みにくいと感じる方におすすめしたいのが水割り。穀物ならではの甘みが引き立ち、様々な風味と溶け合った複雑で優しい味わいを楽しめます。
まろやかで飲みやすくなるため、食中酒としても良いでしょう。好みやその日の気分、合わせる料理によって自由に割合を変えられることで、百年の孤独の魅力を幅広く楽しめます。割合は50/50が最適とされています。
4.お湯割り
豊かなコクをもつ百年の孤独はお湯割りとの相性も良いので、是非試していただきたい飲み方です。お湯割りは焼酎の本場、九州ではポピュラーな飲み方とされています。お湯で割ることで、よりボリューム感もアップ。立ち込める湯気とともに芳醇な香りが広がり、また違った表情をみせてくれるでしょう。
お湯割りの際は、ストレートか寸胴型のグラスをお使いいただくと、香りをダイレクトに味わうことができるのでおすすめです。
百年の孤独の偽物と本物の見分け方
人気が高く入手困難なお酒には偽物品が登場することも稀ではありません。百年の孤独も例外ではなく、偽物の粗悪品が存在しているので注意が必要です。
現在確認できている偽物は、ラベルやボトル、外箱などよく似せたデザインをしています。しかし、「百年孤独」というネームになっており、ボトルや外箱のデザイン、ラベルの質感なども明らかに違っています。
ラベルを斜めに貼るなど一見すると本物かと見間違えそうですが、ラベルや包装紙の表記内容は全く異なります。購入する際は、見かけのみで判断せずに、ラベルや包装紙などをきちんと確認しましょう。
飲まない「百年の孤独」はお酒買取がおすすめ
プレミアム焼酎である百年の孤独は、愛飲家やコレクターも多く常に人気の高い逸品です。前述の通り入手困難で、ネット上ではプレミア価格がついて2次流通していることも多く、買取市場でも高値が期待できます。
ご自宅に眠る百年の孤独がもしございましたら、お酒買取のファイブニーズへぜひご相談ください。
当社はお酒の専門家、ソムリエやSAKE DIPLOMAといったお酒の有資格者が在籍するお酒の買取専門店です。累計120万本以上を買取してきたプロのスタッフの目でお客様の大事なお酒を丁寧に査定いたしますので、安心してお任せいただけます。
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まとめ
今回は、ウイスキーの様な焼酎、百年の孤独についてご紹介いたしました。
その独自性と抜きんでた味わいから、長年人々を虜にしてやまないプレミアム焼酎。香りや味わいだけではなく、造り手の黒木本店の信条や熱意を知ると、益々奥深い焼酎だと思えます。
高価買取も期待できる逸品なので、もし、飲まずに保管している百年の孤独がお手元にある方は、査定だけでもしてみることをオススメします。