白ワインを飲もう! おさえておきたい白ワインの基本
ということで、ワイン初心者の方のために、今回は「白ワイン」にスポットを当ててワインの基本をご紹介します。
ワインは、基本的なことをおさえておけばとても楽しめるお酒の一つなんですよ。
ワインを覚えたいと考えていた方は、是非参考にしてみてくださいね。
知っておきたいぶどうの種類
まずは、これだけは知っておくべき3種類のぶどうの品種について紹介します!
シャルドネ
ブルゴーニュ地方原産の白ワインのブドウの品種の中でも代表的な品種と言えるのがシャルドネです。シャンパンの原料にも使われ、特にシャブリ地区のワインが有名ですよね。
他のぶどうと比べ、育てやすいことから世界中で栽培されてます。
このぶどうの特徴は特徴がないことが特徴です!
涼しい土地だと酸味が強くなり、暖かい土地だと甘みが強くなります。
リースリング
ドイツを代表するぶどうの品種で甘口から辛口まで味わいの幅が広いので、甘めのワインを選べばワインが苦手な人でも気軽に飲めちゃいます!一般的には非常にしっかりとした酸味と芳醇な香りから感じられる上品さが魅力で、甘みと酸味のバランスがすばらしく爽やかな味わいが特徴的です。
ソーヴィニヨン・ブラン
主にフランスのボルドー地方やロワール地方などで栽培されているブドウ品種であり、現在ではニュージーランドなどでも注目度が高くなっています。草っぽい香りと爽やかでキレのいい酸味が特徴で少しクセのある味わいです。
このぶどうから造られる白ワインはフレッシュさが持ち味なので、はやく飲んでしまった方がぶどう本来の味を楽しめます。
その他にもセミヨン、ミュスカデ、フルミント、日本だと甲州という品種があります。
代表的な商品
ここからは有名な白ワインをセレクトして紹介していきます。
ウィリアム・フェーブル シャブリ
シャブリで最も偉大なドメーヌの1つのウィリアム・フェーブルでは、シャブリ本来のフレッシュ感とミネラルを生かすため、あえて新樽を使用していません。果実の凝縮感とクミンシードのようなスパイシーさを兼ね備えた香りで、石灰質土壌特有のモカフレーバーがゆっくりと引き立ちます。
豊かな酸味と重厚な味わいを持ち、どっしりした存在感が感じられます。完成度が高く、非常に強いミネラルと豊富な果実味に満ちた味わいです!
シュタインベルガー・リースリング・カビネット
ドイツワインでも最高位をしめるシュタインベルガーのカビネットです!豊かな酸味と力強い骨格は、あの鉄血宰相ビスマルクもこよなく愛飲したといいます。
リースリングの特徴である黄色い花の香りとオイリーさで、爽やかな甘みと酸のバランスがとてもマッチしています。
クーベーアー(Q.b.A)、カビネット(Kabinett)、シュペトレーゼ(Spatlese)このどれかが表記されたワインを選ぶとお手頃でよいワインに出会えると思います!
クラウディー・ベイ・ソーヴィニヨン・ブラン
2012年ものがワインアドヴォケイト誌で90点を獲得しています!摘みたてのバジルやレモンケーキを思わせる豊かな風味が特徴ですばらしい凝縮感と爽やかな余韻を併せ持ちます。
ニュージーランドソーヴィニヨン・ブランの地位を高めた人気の辛口ワインです。
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白ワインに合うつまみ
一般的には、「赤ワインには肉、白ワインには魚が合う」と言われていますが、なぜそう言われているのでしょうか?
その理由として、人間の味覚は「甘み」「苦味」「酸味」「旨み」「塩味」の5種類の味を感じ取ることができるといわれています。
白ワインは全体的にあっさりとした「苦味」と「甘み」と「酸味」が特徴です。
そのため、その他の「旨み」と「塩味」があるつまみが互いの個性がぶつからず、特に淡白なものが白ワインとの相性が良いとされています。
やはり、手頃に手に入りやすい淡白なものだと魚料理になりますね。
つまみとしては白身魚のカルパッチョやカマンベールチーズ、生ハム、お刺身、特に生牡蠣などがおすすめです!
…ちなみに赤ワインの最大の特徴は「苦味」です。
なので、「旨み」「甘み」「塩味」を併せ持つステーキなどの肉料理が合うと言われるのは、そういった理由からきています。
まとめ
白ワインはものによっては初心者にも飲みやすいワインです。特に食べ物とあわせればよりおいしく感じられること間違いなし!
「旨み」と「塩味」があるものは他にもたくさんあります。自分なりのおつまみを発見するのも面白いかも知れませんね。