今回の豆知識は、今年大きくお酒市場を動かすことになった、
ニッカウイスキー「余市」シリーズの終売についてピックアップしてみました。
「余市」は、
NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなる
創業者の竹鶴政孝氏がこだわった独特の香ばしさが特徴の
ジャパニーズウイスキー。
アサヒグループホールディングスは、この「余市」シリーズの販売を、
2015年8月末の出荷分で販売を終了すると決定しました。普段ウイスキーはあまり飲まないという人でも、名前だけは知っているという方が数多くいるほど
広く認知された商品ですね。
予想以上の売れ行きによって原酒不足に陥ってしまったとのことですが、
ウイスキー愛好家によって長年愛されてきた品だけに、今回の終売決定が残念に思われる方も多くいることでしょうね。
※なお、現在の「余市」と「宮城峡」は2015年8月で終売となりますが、ブランド名はそのまま残され、9月には商品構成を刷新して、新商品が発売される予定です。
余市蒸留所
「余市」には、
「10年」「12年」「15年」「20年」という4種類の
熟成年数を表記されたエイジ商品と
年数表記のないノンエイジ商品がありますが、終売が決定された直後から
市場では価格の高騰が続いており、現状
弊社の買取り金額も日々上がっているのが現状です(2015年7月18日現在)。
そこで皆さんが気になるのは、「じゃあ、売るなら今ってこと?」ではないでしょうか?もちろん、現在も
日々金額の高騰が続いています。ですが、市場金額がどこまで行くのかは予測がとても難しいのが正直なところです。
しかし、終売が決定され供給がストップされるということは、
売るなら今からという見方で間違いはないのではないでしょうか!?実際弊社での
買取りのご依頼も日に日に増え続けています。
また、今回終売が決定されたのは「余市」だけでなく、
同じく看板ブランドである「宮城峡」など(計49品目)も含まれており、こちらも
現在価格の高騰が続いていますね。
「あれ?たしか家に余市や宮城峡なかっけ?」という方は、ぜひこの機会に売却を検討されてはいかがでしょうか。
宮城峡
まとめ
「マッサン」を通じて再燃しているウイスキー業界。2015年はジャパニーズウイスキーにとって
変革が起こる年になりそうですね。