ザ・マッカラン12年の定価はいくら？終売の噂と価格推移について解説

世界中で愛飲されているザ・マッカラン12年。終売や入手困難と噂される話題のウイスキーです。まだ手に入るのならば、できれば定価で購入したいものですよね。現在の販売状況や価格について知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ザ・マッカラン12年シリーズの各銘柄の特徴と販売状況についてまとめています。気になる情報をぜひチェックしてみて下さいね。

ザ・マッカラン12年とはどんなお酒？

ザ・マッカラン12年はスコットランドで造られている高級シングルモルトウイスキーです。

12年以上熟成された原酒のみを使用し、世界中で人気が高い銘柄です。

日本ではサントリーホールディングス株式会社が輸入・販売を行っています。

熟成に使う樽は、原木の選定・伐採から自社で行い、6年もの歳月をかけて製造しています。

原料となる大麦麦芽は、基準を満たした一級品のみを使用。

マッカラン蒸留所の恵まれた自然環境と手間暇かけた製法によりザ・マッカランシリーズは生み出されています。

そして、その代表作と言えるのがザ・マッカラン12年です。

ザ・マッカラン シェリーオーク12年

ザ・マッカランを代表するスタンダードボトルです。

12年以上シェリー樽で熟成された原酒のみを使用したシングルモルトウイスキーで、バニラのような甘い香りと口に広がる濃厚な味わいを楽しむことができます。

スパイシーな余韻も与えてくれる贅沢な逸品。口当たりがまろやかで飽きがこないため、初心者向きとも言えるでしょう。

ウイスキーのストレートに挑戦したい方にもおすすめです。

美しい金色でアルコール度数は40度。ザ・マッカランを飲み始めるなら、まずはシェリーオーク12年を味わってみて下さい。

ザ・マッカラン ダブルカスク12年

ダブルカスク12年はその名の通り、2種類の樽を使用し、最低12年熟成した原酒で造られています。

ヨーロピアンオークとアメリカンオークの2種類のシェリー樽をバランスよくヴァッティングしており、シェリーオーク12年とはまた違った味わいです。

アメリカンオーク樽由来のバニラのような滑らかな甘みが、マッカランの特徴である芳醇かつスパイシーな味わいにしっかり溶け合っています。

華やかさの中にほどよい刺激も感じられ、非常に親しみやすいウイスキーです。

深い金色でアルコール度数は40度。満足感を得られるバランスをぜひ味わってみて下さい。

ザ・マッカラン トリプルカスク12年

現在、休売中のトリプルカスク12年。

ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽、バーボン樽の3種類の樽で最低12年熟成した原酒から造られています。

シングルモルトでありながら、ブレンデッドのように複雑な味わいの中に、華やかさと香り高さが感じられるのが特徴です。

バーボン樽が持つココナッツやレモンのようなフルーティーな味わいに、アメリカンオークの甘さ、ヨーロピアンオークの重厚さをバランスよく融合しています。

マッカランの技術だからこそ実現できる唯一無二のウイスキーと言えるでしょう。

リッチな麦わら色でアルコール度数は40度。

加水に強いバランスのため、ハイボールなどでも楽しむことができます。

ザ・マッカラン ファインオーク12年

すでに終売しているファインオーク12年。

その味はトリプルカスク12年が継承していると言われ、箱やボトルにも同じ水色が使われています。

樽の種類はトリプルカスク12年と同じ、ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽、バーボン樽の3種類。

ほどよい軽さが爽快感を与えてくれると人気で、“ハイボールのための一本”とも言われています。

カジュアルに飲むことができるファインオーク12年ですが、終売しているため入手困難で、今後もさらに価格が高騰するのではないかと言われています。

明るい麦わら色でアルコール度数は40度。今や幻となった逸品を、一度でいいので味わってみたいですね。

ザ・マッカラン12年は希少？終売の噂も

世界的にウイスキーの人気が高まっており、需要に対して生産が追いついていない現状です。

また、ザ・マッカランはシェリー樽での熟成にこだわりを持つことで知られていますが、近年はこのシェリー樽の減少も問題となっていて、バーボン樽へ切り替える蒸留所もあるほどです。

ザ・マッカラン12年シリーズの中で、ファインオークは終売し、トリプルカスクは休売中で入手困難となっています。

シェリーオークとダブルカスクは現在も購入可能ですが、原酒不足により出荷制限がかかり、流通量は減少傾向にあります。流通量が減ったことで、さらなる休売や終売の噂も流れ始めました。

今後ますます需要が高まり、市場価格の高騰が予想されます。

終売したファインオークや、シェリーオークの旧ボトル・ラベルなどはもちろん希少価値が高く、現行品よりもさらに高額で取引されています。

気になる方は調べてみて下さいね。

ザ・マッカラン12年の定価と価格推移

2024年4月より人気ウイスキーの値上げが発表され、ザ・マッカランの価格も変更になりました。

現在は大手通販サイトでもシェリーオーク12年やダブルカスク12年は定価に近い値段で購入ができます。

休売しているトリプルカスクの流通量はもちろん少なく、手に入れたい方はできるだけ早く購入を検討するといいでしょう。

今後も流通量が減少していくとなると、価格がさらにつり上がり、今以上に入手が難しくなっていくことが予想されます。

銘柄	容量	価格
ザ・マッカランシェリーオーク12年	700m	メーカー希望小売価格 12,500円
ザ・マッカランダブルカスク12年	700ml	メーカー希望小売価格 9,040円
マッカラントリプルカスク12年（休売）	700ml	2019年発売当初 7,000円（税別）
	350ml	2020年限定発売時 4,500円（税別）

※2024年6月現在

ザ・マッカラン12年を定価で購入する方法はある？

先ほど説明した通り、原酒不足などが理由で、ザ・マッカラン12年シリーズには出荷制限がかかっています。

値上がりしてしまった2024年現在、定価ですら高いと感じる方も多いようですが、ザ・マッカラン12年シリーズがほしいという方は、定価で購入できるうちに入手することをおすすめします。

定価販売しているお店は現在もあるようなので、Xなどで情報を集めてみてはいかがでしょうか。

また、まれに百貨店で希少ウイスキーの抽選販売が行われる場合もあります。

マッカランが対象になる可能性もあるため、定価購入を狙うなら定期的に情報を集めましょう。

お酒の買取ならファイブニーズがおすすめ！

ファイブニーズでは、今回ご紹介したザ・マッカラン12年シリーズをはじめ、高級ウイスキーを高く買取り致します。

家に眠っているお酒などがあればぜひ当社のお酒買取をご利用下さい。

世界的に人気なウイスキーの需要は、これからも増え続けます。

愛好家やコレクターも多いことから、ザ・マッカランのように希少価値のあるお酒は高額査定の対象になります。

かんたん査定もキャンセルも無料ですので、ご相談だけでもお気軽にお問い合わせ下さい。

まとめ

スコッチウイスキーの代表格とも言えるザ・マッカラン12年の現状についてご紹介しました。

人気のある希少ウイスキーの価格高騰は避けられません。

また、12年シリーズの中でも、今後どの銘柄が終売または値上げされてしまうか分からないため、試してみたい方はまだ定価で購入できる今がチャンスと言えます。

ザ・マッカランは他にも15年、18年、25年、30年、レアカスク、と種類も豊富です。

レストランやバーなど取り扱いのあるお店で味わってみてはいかがでしょうか。