ビールのカロリーはどのくらい? 太ると言われる原因や対策を解説!
“ビールを飲むと太る”とよくいわれます。
ダイエット中などでカロリーや糖質が気になり、大好きなビールを控える方もいるようです。
実際にビール中ジョッキ(500ml)のカロリーは、ほぼクリームパン1個分、せんべい3枚分に相当します。
しかし、ビールを飲むと太る理由は他にもあります。
ビールの飲み過ぎを防止したり、おつまみのカロリー・糖質を抑えたりすれば、体重をコントロールすることが可能です。
本記事では、ビールに含まれるカロリーや、ビールの代わりとなるドリンク、ビールを飲んでも太りづらくする方法を解説していきます。
ビールのカロリーはどのくらい?
ビールを飲むと太るというのは本当でしょうか?ビール好きな方には耳が痛い話かもしれません。
とはいえ、どれくらいのカロリーがあるのか、正しい情報を知っておくことで、太らない飲み方などの対策もうまくたてられるかもしれませんね。
ビールや発泡酒のカロリー
一口にビールと言っても外で飲む、家で飲む等の場所の違い、またビールと似た感覚で、ビールよりもリーズナブルに飲める発泡酒等の種類の違いがあります。それぞれのカロリーを比較してみましょう。
まず生ビール中ジョッキは200Kcal、缶ビール350mlは140Kcal、ビール大瓶630mlは252Kcalです。
一方、発泡酒を見てみると、発泡酒350mlは158Kcalと通常の缶ビールと変わりません。
ですが、発泡酒には健康を気にする方のためのラインナップが豊富で、同じ発泡酒350mlでも、糖質70%オフは102Kcal、糖質0%は98Kcal、カロリーオフでは、74Kcalとかなりカロリーが低いものもあるので、上手に活用するといいですね。
カロリーを他のお酒と比較
ビールのカロリーと糖質を他のお酒と比べると、その違いがよくわかります。ビール(350ml)は137Kcalで、糖質が10.9gと、やはりどちらも多い印象を受けます。
日本酒(180ml)はさらに高カロリーで184Kcalですが、糖質は6.5gと控えめです。
一方で、焼酎やウイスキーロック(どちらも30ml)はカロリーが低く、それぞれ43Kcalと70Kcalで糖質は0gです。
グラスワイン(125ml)は85Kcal、糖質1.9gと中間的な位置づけです。
こうして比較してみると種類によってカロリーや糖質の差が一定数あるということに気づきますね。
種類 | 飲む量 | カロリー | 糖質 |
焼酎ロック | 30ml | 43Kcal | 0g |
ウイスキーロック | 30ml | 70Kcal | 0g |
グラスワイン | 125ml | 85Kcal | 1.9g |
ビール | 350ml | 137Kcal | 10.9g |
日本酒 | 180ml | 184Kcal | 6.5g |
カロリーを食べ物と比較
次に、一般的にカロリーが高いと言われているお菓子類とビールのカロリーを比較してみました。中ジョッキ一杯のビールは、クリームパン1個のカロリーとほぼ同じということが分かりますね。
このように比較対象があることで、このおやつを我慢したらビールが一杯飲めるというような目安としても使えます。
品名 | 摂取カロリー |
アイスクリーム(小1個) | 270kcal |
大福もち(1個) | 255kcal |
どら焼き(1個) | 241kcal |
クッキー(6枚) | 233kcal |
あんぱん(1個) | 218kcal |
せんべい(3枚) | 206kcal |
ビール(中ジョッキ) | 200kcal |
クリームパン(1個) | 201kcal |
シュークリーム(1個) | 191kcal |
ドーナツ(1個) | 177kcal |
ポテトチップス(約1/2袋) | 166kcal |
カステラ(1切れ) | 128kcal |
プリン(1個) | 113kcal |
ビールが太るといわれる原因
ビールが「太る」といわれる原因は、他のお酒と比べてカロリーと糖質が高めだからと言えるでしょう。例えば、350mlのビールは137Kcal、糖質は10.9gと、焼酎やウイスキーロックに比べて圧倒的に多く、ごはん一杯分(約150Kcal)に近いカロリーを含んでいます。
さらに、飲む量が増えるとカロリーも糖質もどんどん積み重なり、いわゆる「ビール腹」の原因になりがちです。
心配になってしまう方もいるかもしれませんが、適量を守れば、ビールのカロリーもそれほど問題にはなりません。
飲みすぎを控えて、ほどよく楽しめば、ビールも罪悪感なく味わえるお酒と言えるでしょう。
ビールを飲んでも太りにくくする方法
ビールは飲みたいけど、ダイエットもしたいという方は、以下の5つの方法を試してみましょう。- 適量を維持する
- おつまみのカロリー・糖質を抑える
- 同じ量の水を合わせて飲む
- 遅い時間に飲むのをやめる
- 休肝日を作る
①適量を維持する
カロリー削減の基本は、お酒の量を減らすことです。ビールは1日2缶(レギュラー缶)までを目安として、糖質やアルコール成分の摂取量を減らしましょう。
②おつまみのカロリー・糖質を抑える
ビールを飲む量だけでなく、おつまみの量もコントロールする必要があります。特にからあげなどの揚げ物はカロリーが高いため、気になる方はよりヘルシーなおつまみに置き換えましょう。
例えば、海藻やきのこ、野菜が中心のおつまみに置き換えれば、糖質やカロリーを抑えられます。
同じ肉料理なら、鶏もも肉より脂質が少ない鶏むね肉に置き換えるだけでもカロリー削減が可能です。
揚げ物はビールのおつまみの定番ですが、カロリーコントロールの観点からすると危険です。
文部科学省の食品成分データベースによると、鶏もも肉(皮つき)のからあげの摂取カロリーは、100g当たり307kcalもあります。(※)
ビールを控えるよりも、一緒に食べるおつまみのカロリーをコントロールした方が、実は肥満防止に効果的です。
特に揚げ物は摂取カロリーが多いため、食べ過ぎないように気をつけましょう。
どうしてもビールのカロリーが気になる方は、ビールの代わりとなる低カロリー飲料に切り替える方法もあります。
③同じ量の水を合わせて飲む
糖質をエネルギーとして消費するには水分が必要です。ビールを飲むときは、チェイサーとして同じ量の水を飲むようにしましょう。
たっぷりと水分を摂取することで、ビールに含まれる糖質の代謝を促し、カロリーの総量を減らせます。
④遅い時間にビールを飲まない
1日の中でも、ビールを飲むと太りやすい時間帯と太りにくい時間帯があります。 ダイエット中の方は、就寝前などの遅い時間にビールを飲むのはやめましょう。夜間は摂取したカロリーが消費されにくく、ビールを飲み過ぎると太る原因になります。 晩酌をするときは、なるべく就寝時間から間を空けてビールを楽しむことをおすすめします。
⑤休肝日を作る
休肝日とは、“肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けること”です。 ビールを飲み過ぎると肝臓の機能が弱り、基礎代謝も低下します。 そのため、定期的に休肝日を設けて肝臓を休めることで、太りにくい体作りにつながります。(※)ビールを飲んでも太らないためには、飲み方を工夫することが大切です。 ビールを飲み過ぎたり、遅い時間に飲んだりせず、糖質の代謝を促すためにたっぷりと水分補給をしましょう。
ビール以外でカロリー・糖質を抑えるおすすめドリンク
ビール以外で、カロリー・糖質の摂取を抑えられるドリンクは3種類あります。- ノンアルコールビール
- 発泡酒
- ハイボールなどの蒸留酒
①ノンアルコールビール
ノンアルコールビールは、ビールとよく似た味わいを持ちながら、広告表示上、アルコール度数が0.00%のドリンクです。アルコール成分が含まれないため、通常のビールよりもカロリーが少なくなっています。(※)
②発泡酒
発泡酒は、一般的なビールと原料が異なるお酒です。(※)- 麦芽の使用割合が50%未満のもの
- ビールの製造に認められない原料を使用したもの
- 麦芽を使用せず麦を原料の一部としたもの
③ハイボールなどの蒸留酒
ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は、ビールや日本酒などの醸造酒よりも糖質が少ないのが特徴です。そのため、ビール1杯をハイボール1杯に置き換えることで、摂取カロリーを減らせます。
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ビールのカロリーの目安を知り、太りにくくする対策を
今回はビールのカロリーや太るといわれる原因についてご紹介しました。これらの情報を元に、太りにくくするための対策を取りましょう。
まず、自分の体型や体調に合った適量を守ることが大切です。
また、おつまみは低カロリー・低糖質のものを選び、同じ量の水を一緒に飲む等の工夫をすることで満足感もアップします。
さらに、飲む時間帯や定期的に飲まない日を作るなど、全般的な健康に対する知識を付けるといいですね。
ちょっとした工夫で楽しいビールライフを手に入れることができるでしょう。