ウォッカのおすすめカクテル12選! 初心者から上級者まで簡単レシピも紹介!
「ウォッカってどんなお酒?」「ウォッカカクテルはどんな種類がある?」など、ウォッカについて疑問に思っている人もいるでしょう。
ウォッカとは、世界4大スピリッツとしても有名な蒸留酒です。
ビールやワインよりもアルコール度数が高く、お酒に強くない人はあまり飲まないかもしれません。
実はアルコールの強いイメージのウォッカですが、カクテルとの相性が良くベースとしてよく使われています。
ウォッカベースのカクテルとは知らずに、これまで飲んだことがある人も多いでしょう。
そこでこの記事では、ウォッカについて詳しく解説するとともに、ウォッカカクテルにおすすめの銘柄やカクテルの種類を紹介します。
友人を招いたパーティーなどを盛り上げるためのアイテムにもなりますので、ぜひ参考にしてください。
カクテルベースとして人気の「ウォッカ」とは?
「ウォッカ」は蒸留酒です。蒸留酒とは、もともとアルコール度数の高くないお酒を加熱し、そのときに出た蒸気を冷やして再度液体にする方法(蒸留)で作られるお酒をいいます。
蒸留酒は、蒸留の工程を行うことでアルコール度数が高くなるのが特徴です。別名「スピリッツ」とも呼ばれています。
ここでは、お酒好きなら知っておきたいウォッカについて紹介しましょう。
ジン・ラム・テキーラと並ぶ4大スピリッツである
ウォッカは、大麦やとうもろこし、ジャガイモといった穀物や芋類を原料に作られる蒸留酒で、ジン、ラム、テキーラと共に世界4大スピリッツの一つです。白樺等の活性炭でのろ過により無味無臭でクリアな味わいが特徴です。
様々なカクテルのベースとして使用されています。
関連記事
▼ジンとウォッカの違いとは? -世界の4大スピリッツ-
ウォッカのアルコール度数は「約40度」と高め
ウォッカのアルコール度数は「約40度」です。ほかのお酒とアルコール度数を比較してみましょう。
・ビール:約4.5〜5.5度
・ワイン:約13.5〜14度
・日本酒:約15〜17度
・焼酎:約20〜25度
・ウイスキー:約40度~
・テキーラ:約40度
・ジン:約40度~
・ラム:約40度~
・ウォッカ:約40度~
ウォッカの中には、アルコール度数90度を超えるハードな種類もあります。
90度を超えるようなスピリッツは、ロックやストレートで飲むと危険です。
水やジュースなどで薄めて楽しみましょう。
ウォッカはおもに2種類に分けられる
ウォッカはおもに2種類に分けられます。それぞれの特徴を紹介しましょう。・クセや香りが少ない「ピュアウォッカ」
ピュアウォッカは、クセや香りが少ないのが特徴の基本的なウォッカです。
もちろんアルコール度数は高いため、アルコール特有の味や香りはします。
しかし、そのほかの雑味が少なくクリアな味わいでカクテルにおすすめです。
特に、オレンジジュースやトマトジュースなどの味の濃いジュースと相性が良いため試してみてください。
・香りがつけられている「フレーバーウォッカ」
フレーバーウォッカは、ピュアウォッカにハーブや香辛料、フルーツなどで味や香りをつけたウォッカのことです。
ウォッカ自体に味や香りがつけられているため、割り剤を使用せずにロックやストレートで楽しみたい人におすすめします。
また、フレーバーと同じフルーツを添えると、味や香りに奥行きが出てさらに楽しめるでしょう。
フレーバーウォッカを炭酸水で割ると、炭酸が弾けるときにフレーバーの香りが楽しめます。
夏の季節にぴったりのお酒といえるでしょう。
炭酸水との相性も良くカクテルベースとして人気
ウォッカは、先にも紹介したように、雑味やクセが少ないスピリッツです。そのため、炭酸水との相性も良く、カクテルのベースとしてよく使われます。
さまざまな種類のカクテルに使われているため、お酒を比較的よく飲む人ならば、知らぬ間に飲んだことがあるかもしれません。
ウォッカを使ったカクテルは、記事後半でたくさん紹介しますので気になる人は最後まで読んでくださいね。
初心者におすすめのウォッカカクテル
ソルティードッグ
まず、グラスの縁にレモンの果肉部分をこすり付け、塩を付けます。
次に氷(適量)を入れ、ウォッカ30ml、100%グレープフルーツジュース60mlを注ぎ、できあがりです。
ウォッカとグレープフルーツジュースの割合を変えて、自分好みの分量を探してみましょう。
アルコール度数は13度程度です。
スクリュードライバー
まず、グラスに氷(適量)を入れ、ウォッカ45ml、100%オレンジジュース135mlを注ぎ、マドラーで軽く混ぜます。
次に薄くスライスして拍子木切りした飾り用のオレンジをグラスに飾り付けてできあがりです。
アルコール度数は12度程度です。
モスコミュール
まず、グラスに氷(適量)を入れ、ウォッカ30ml、ジンジャーエール90mlを注ぎ、マドラーで軽く混ぜます。
次に1/6程度にカットした飾り用のライムをグラスに飾り付けてできあがりです。
アルコール度数は10~15度程度です。
ブラッディメアリー
まず、グラスに氷(適量)を入れ、ウォッカ45ml、トマトジュース100mlとレモンジュース5mlを注ぎ、マドラーでよく混ぜます。
お好みで、塩、胡椒、タバスコ、ウスターソース等を加えることもあります。
アルコール度数は12度程度です。
セックス・オン・ザ・ビーチ
まず、ウォッカ15ml、ピーチリキュール30ml、グレープフルーツジュース20ml、オレンジジュース20mlをよく混ぜます。氷(適量)を入れたグラスに注ぎます。
セックスオンザビーチはレシピの種類が多いことで有名ですが、一般的にはウォッカにフルーツリキュールとジュースを混ぜるレシピになります。
アルコール度数は15度程度です。
ルシアン・コーク
最後に、コーラを使って作るウォッカカクテルを紹介します。
ウォッカをベースにコーラを入れて混ぜると、コーラの炭酸が引き立つ「ルシアンコーク」の完成です。
コーラ好きの人にとってはたまらないカクテルといえるでしょう。
ルシアンコークにレモンやライムを絞って入れれば、さらに爽やかな味わいを楽しめます。
材料はすべてコンビニで揃うため、お酒初心者でも挑戦しやすいカクテルです。
ほかにも、上記で紹介したカクテルの「ソルティードッグ」や「スクリュードライバー」などはコンビニで揃う材料を使っています。
友人などを招いたパーティーで振る舞ってみてはいかがでしょうか。
まず、グラスに氷(適量)を入れ、ウォッカ45ml、コーラ90mlを注ぎ、マドラーで軽く混ぜます。
次に1/6程度にカットした飾り用のライムまたはレモンをグラスに飾り付けてできあがりです。
アルコール度数は10~15度程度です。
中級者におすすめのウォッカカクテル
ロングアイランド・アイスティー
まず、クラッシュアイスを用意しましょう。グラスの7分目まで氷を入れてウォッカ15ml、テキーラ15ml、ドライ・ジン15ml、ホワイト・ラム15ml、ホワイト・キュラソー15ml、レモン・ジュース30mlを入れて混ぜます。
次にコーラを適量入れて軽く混ぜれば完成です。アルコール度数は25度程度です。
コスモポリタン
シェイカーに、ウォッカ30ml、ホワイトキュラソー10ml、クランベリージュース10ml、ライムジュース10mlを入れて、そのあと氷をシェイカーの縁まで入れて蓋を閉め、10秒ほどシェイクして出来上がり。
シェイカーがない場合はグラスに材料と氷を入れてマドラーで混ぜても出来ます。
アルコール度数は16~20度程度です。
ブル・ショット
まずは、シェーカーにウォッカ30ml、ビーフコンソメ60mlを入れて、シェイクする。次に氷を入れたロックグラスに注いで完成です。
ブルショットは、冷製スープのようなカクテルなので甘いものが苦手な人にもお勧めです。
アルコール度数は12度程度です。
上級者におすすめのウォッカカクテル
ウォッカ・マティーニ
ミキシンググラスまたはシェーカーに、ウォッカ45ml、ベルモット15ml、氷を適量入れてシェイクします。
ショートグラスに注いで、グリーンオリーブを1粒入れたら完成です。
もしくはレモンピールを飾ってもいいでしょう。アルコール度数は35度程度です。
バラライカ
シェーカーに、ウォッカ30ml、ホワイトキュラソー15ml、レモンの絞り汁15mlを入れた後、氷をシェーカーの8分目まで入れます。蓋を閉め、氷が溶けないように15秒ほどシェイクしてショートグラスに注ぎます。アルコール度数は30度程度です。
カミカゼ
シェーカーに、ウォッカ20ml、ホワイトキュラソー20ml、ライムジュース20mlを入れた後、氷をシェーカーの8分目まで入れます。
蓋を閉め、氷が溶けないように15秒ほどシェイクしてロックグラスに注ぎ、そのあと大きめの氷を入れます。
アルコール度数は25度程度です。
カクテルにおすすしたいウォッカの銘柄5選
ここで、数あるウォッカの中から、カクテルベースにおすすめのウォッカの銘柄を5つ紹介します。
ウォッカのカクテルに挑戦したい人は参考にしてください。
ウィルキンソン ウォッカ
「ウィルキンソン ウォッカ」は、ニッカウヰスキーが製造している日本産のピュアウォッカです。白樺の炭を使って丁寧にろ過することで、まろやかな口当たりや軽いテイストを楽しめます。
口に含んだときに感じるほのかな甘みと、スッキリした後味が特徴です。
このウォッカには、アルコール度数40度と50度の商品があります。
40度はストレートやロックで飲むときに、50度はカクテルベースとして飲むときにおすすめです。
手ごろな価格帯のため、常備酒としても人気があります。
スミノフ No.21 レッド
「スミノフ No.21 レッド」は、ロシア皇帝の御用達ウォッカとしても有名です。3回の蒸留でアルコール度数を40度まで高めて、白樺活性炭でろ過するなど丁寧に製造しています。
雑味や濁りを最大限に取り除いたクリアなピュアウォッカです。
原材料の質にもこだわるほど徹底的に味や見た目を追求しています。
クセがないことから、どのようなカクテルの種類にでも合うことでしょう。
ズブロッカ バイソングラス
「ズブロッカ バイソングラス」はポーランド産のフレーバーウォッカです。このウォッカには「バイソングラス」のエキスが加えられています。
バイソングラスとは、ポーランドとベラルーシの国境をまたがるヨーロッパ最後の原生林「ビャウォヴィエジャの森」に自生している植物のことです。
ウォッカにしては独特な香りですが、日本人には馴染みがある桜の葉のような香りといえます。
柔らかい口当たりでフルーツとの相性が抜群のため、アップルやグレープフルーツなどのフルーツジュースを使ってカクテルを作ってみましょう。
スカイ ウォッカ
「スカイ ウォッカ」はアメリカ・サンフランシスコ産のピュアウォッカです。4回の蒸留と3回のろ過による丁寧な製造により、雑味がほとんどないクリアな味わいを表現しています。
そのためストレートでも飲みやすいウォッカですが、カクテルベースとしても人気です。
一際目立つ濃いブルーのおしゃれなボトルで、自宅に1本置いておくだけでも絵になるウォッカといえるでしょう。
スピリタス ウォッカ
最後におすすめするウォッカは、世界一アルコール度数が高いといわれている「スピリタス ウォッカ」です。こちらはポーランド・ワルシャワ産で、アルコール度数は驚きの96度を誇っています。
蒸留回数もほかの蒸留酒とは桁違いの70回以上です。
アルコール度数の高さから、原産国のポーランドでは飲む以外に消毒薬などとしても使われています。
割り材を使わずそのまま飲むときは、グイッと飲んだあとすぐにチェイサー(水)で流し込みましょう。
カクテルベースとして使う場合には、炭酸やフルーツジュースなどで割るとパンチの効いたカクテルに仕上がります。
ウォッカの基本的な飲み方とは?
次に、ウォッカの基本的な飲み方を紹介します。
ウォッカに詳しくなりたい人は、まず基本的な飲み方からマスターしてみましょう。
キンキンに冷やしてストレートでグイッと飲む
ウォッカといえば、キンキンに冷やしてストレートでグイッと飲むことを想像する人も多いのではないでしょうか。これが王道の飲み方です。
ウォッカはアルコール度数が高いため、冷凍庫で冷やしても凍りません。
トロッとした口当たりになり、非常に飲みやすくなります。
ストレートで飲むときは、ショットグラスで楽しみましょう。
ショットグラスを使う理由は、お酒の量をセーブすることや、キンキンに冷やしたウォッカが常温に戻る前に飲み終えるためです。
冷えた状態をキープできれば飲みやすさが続きます。
また、ウォッカらしい雰囲気も楽しめるためおすすめです。
割るなら「ウォッカトニック」がおすすめ
ウォッカをストレートで飲むのはハードルが高いという人は、トニックウォーターで割る「ウォッカトニック」がおすすめです。トニックウォーターとは、基本的に味付けや加糖されていない「炭酸水」に、砂糖や柑橘類の皮から抽出したエキスを加えて味付けしている炭酸水のことをいいます。
ちなみに、炭酸水に砂糖だけが入れらたものが「サイダー」です。
ウォッカトニックは、ウォッカをトニックウォーターで割るだけのため、シンプルにウォッカの魅力を楽しめるでしょう。
ここに、レモンやライムを絞って入れても、さらに爽やかなウォッカトニックになります。
飲まなくなったウォッカを売るなら
ファイブニーズは酒類専門の買取店として、お客様の不要になった未開封のお酒を高価買取しています。手元に眠っているプレゼントで貰った酒、コレクションしていた酒、店舗の過剰在庫など、様々な理由で所有している未開封のお酒を高値でお買い取りいたします。
捨てるには勿体ないけれど、処分に困っているそんなお酒があれば、気軽にご相談ください。
当店では酒類に精通した査定士が一点一点丁寧に鑑定し、適正な査定額を提示します。
買取方法も宅配・店頭・訪問と3つのパターンからお選びいただけます。
買取に関するご質問や不安な点、査定のご依頼など、何なりとお尋ねください。
実は、ファイブニーズが高価買取できるのには理由があります。
一般的な買取ルートでは、最終消費者の元へ届くまでに多くの業者が介在し、コストが嵩みます。
それが最終的な販売価格の高止まりにつながり、なかなか需要者の手に渡りません。
その結果、売上が伸びずお客様への還元も思うようにできません。
一方のファイブニーズは、酒販売の免許を保有する専門店ゆえに、中間業者を挟まずに直接各ルートに卸せます。
さらに全国に販路を持つため、確実に需要者を見つけ出せます。
こうした無駄な経費を徹底的に排除できるからこそ、高額買取が可能となるのです。
まとめ
この記事では、ウォッカについて詳しく解説するとともに、ウォッカを使った様々なカクテルを紹介しました。
ウォッカと聞くと、単に「強いお酒」といったイメージだけを持っている人も多いかもしれません。
しかしウォッカをベースにしたカクテルは、ジュースを加えることでアルコールに弱い人も飲みやすいものから、ウォッカ本来の味が楽しめるもの、またソースやスープを加えるようなユニークなものまで幅広く、多くの人から親しまれています。
ぜひウォッカカクテルを覚えて、来客をおもてなししてみてくださいね。
きっと楽しんでもらえるでしょう。